死体入門!
死者を冒涜する行為の最たるものは、死というものに対して無関心でいることだと思う。行為というか不作為だけど。
- 作者: 藤井司
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/03/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【ポジコメ】(ポジティヴなコメント)
- 平和ボケしているせいか現代日本人には今ひとつなじみの薄い「死体」にスポットを当てた一冊。
- 各章の内容。「第1章 死体とはなにか」…総論というか導入部というか。医学的な死の定義など。 「第2章 人が死ぬということ」…人が死んでから土に還るまでをみてみよう! 「第3章 ミイラに込めた願い」…ミイラとか屍蝋とか。 「第4章 死体をとりまく世界」…死や死体をとりまく法律や葬儀などについて。 「第5章 死体の利用法」…現代社会において死体がこんなふうに役に立ってます的な。
- 死体入門者(?)向けに非常にわかりやすい文章で書かれており読みやすい。まじめ態の文章の中にたまーにジョークめいた記述がちりばめられているのもいとをかし。
- 写真や図なども多用されておりわかりやすい。死体写真とかが格別グロいということもないです。(自分的には)
- 冒頭に鎌倉時代の「九相詩絵巻」っていう、人間が死んでから骨になるまでの死体の様子の移り変わりを描いた絵がカラーで載っているのですが、なかなか衝撃的で一見の価値ありです。
【ネガコメ】(ネガティヴなコメント)
- 人によっては読んでて気分悪くなるかも。
【個人的メモ】
- 「ダイヤモンド葬」ってのがあるそうで。すごいな…
【関連資格】
- お墓ディレクター検定
- 葬祭ディレクター技能審査
- あとはまぁ…医師とか?
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