試験に受かる超効率勉強法

けっこう前(2002年)に出た勉強本なんですが、今さら読んでみた。


試験に受かる超効率勉強法―司法試験の合格請負人井藤公量の

試験に受かる超効率勉強法―司法試験の合格請負人井藤公量の


【ポジコメ】(ポジティヴなコメント)

  1. 司法試験の合格請負人”、井藤公量氏による勉強本。
  2. ここ最近は勉強本ブームなのか、勉強法とか記憶術とか速読術みたいな本がやたら出てる感がありますが、2002年にもうこんな本が出ていたとは…。今読んでも決して古びた印象は受けませんが、「倍速再生のためにカセットを使え」みたいな記述はさすがに歴史を感じますね(笑)
  3. 随所にコラム的に挿入されてる、古今東西の名著からの抜粋とかエピソードには、かなり心を動かされるものがありますね。『徒然草』とか『自省録』とかを読んでみたくなった。
  4. 本文テキストのところどころが太字になってたり文字サイズがでかくなってたりしてメリハリがありますね。
  5. 第7章の「テクニカルスキル」には、かなりいろんなテクニックとか考え方がギュッと濃縮されてる感じで、非常にためになる。


ネガコメ】(ネガティヴなコメント)

  1. 前半部分にちょっと冗長な印象を覚えた。特に第1章の「落ちこぼれのストラテジー」。著者の不遇の時代を描いていて、まあ面白いといえば面白いけど…(笑)
  2. 勉強本にありがちなことですが、かなり毒舌な物言いとか、決め付け的な書き方とか、上から目線な記述が多いので、人によっては読んでてイラッとするかも…。というか他の勉強本と比べてもちょっと多いような。


【資格公式サイト】

  1. 司法試験

[参考]

自省録 (岩波文庫)

自省録 (岩波文庫)



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