裁判おもしろことば学
ジャンルがやたら法律系に偏ってる気がするのは、たぶん気のせい。
なんだろうね。裁判員制度ブームの影響で、法律系の書籍もブームっていうことなのかしらん。
- 作者: 大河原眞美
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 2009/02/13
- メディア: 単行本
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【ポジコメ】(ポジティヴなコメント)
- 法律とか裁判とかで使われている、一般人からすると何それ?みたいな用語とかことばについておもしろおかしく紹介・解説した一冊。「未必の故意」「長期の長いもの」「思料します」とかね。
- あるいは「自白」「善意・悪意」「果実」「各自」など、一般的な使い方とは違う意味で使われる用語についても取り扱ってます。個人的には「邸宅」がへぇーって感じでしたね。
- クイズやコラムなども交えて、とても読みやすい構成になっているよ。
- これから法律を勉強してみようかなーなんて思ってるかたはぜひ入門書としてどうぞ。
【ネガコメ】(ネガティヴなコメント)
- とはいえどっちかというと民法系よりは刑法系寄りの内容になってるので(裁判員制度がそもそもそういうことやからね)、資格試験の勉強に役立つかといわれると微妙なところか。試験範囲に刑法が入ってる試験なんてそうそうないすからね。「司法試験」とか「司法書士」くらいではないやろか。
【個人的メモ】
- コラムで紹介されてる「トリスタンとイゾルデ」のエピソードが好き(笑)
【関連資格】