京都七不思議の真実
ミステリがけっこう好きでちょこちょこ読むのですが、検定ネタに絡められそうなものはこのブログでもご紹介していこうかなと。
- 作者: 姉小路祐
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/04/15
- メディア: 文庫
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【ポジコメ】(ポジティヴなコメント)
- 京都の謎に迫る長編ミステリ。なんですが終盤まで全然人が死んだり事件が起こったりしないので、あまりミステリっぽくない(笑)。けどまあ、これはこれでアリかも。
- 京都の寺院とか史跡とかについていろいろ学べる小説なわけですが、写真や地図がたくさん掲載されているのでイメージがつかみやすくて良いです。テキストとか専門書とかで勉強するより、こういう小説で読むほうが記憶に定着しやすいのでは。
- ワイドショーで人気を博している著名な「方位アドバイザー」とそのアシスタントが敢行する京都ロケ4日間!という設定で、本文の大半は二人の掛け合いで話が進んでいきます。なので、歴史ミステリでありがちな「こんなによどみなく歴史のマニアック知識をペラペラしゃべれる奴いねえよ!」「しゃべりかたが説明口調すぎて不自然だよ!」みたいな事態からの脱却はうまいことなされていると思いますね。(えらそう)
- で、まあ言うまでもなく「京都・観光文化検定」との絡みを意識してこの日記を書いてるわけですけど、なんとこの小説でも第四章で京都検定の話がちょっと出てきてます。ほんとにちょっとだけだし好意的な書き方をされてるわけでもないですが…気になるかたはぜひチェックしてみて!
【ネガコメ】(ネガティヴなコメント)
- というか「京都七不思議」とか「京都の闇」みたいなのをテーマにしたミステリってけっこうな数出てるという印象があるのですが、実は僕自身はあまりそういうのを読んだことはないです(汗)。他のもちゃんと読んだうえでレビューすべきかな…
- ちなみに「方位アドバイザー」という資格はありません。たぶん。(肩書として使ってる人はいますが)
【関連資格】