超実践的最新DTP入門―こちら大久保デザイン事務所

Mac Fanにて好評連載中の読み物系記事「こちら大久保デザイン事務所」が、2009年6月号(現時点での最新号)をもって最終回だそうで。まじっすか!? けっこう好きだったんですけどね〜残念無念。


超実践的最新DTP入門―こちら大久保デザイン事務所 (Mac Fan Books)

超実践的最新DTP入門―こちら大久保デザイン事務所 (Mac Fan Books)


【ポジコメ】(ポジティヴなコメント)

  1. で、その「こちら大久保デザイン事務所」の連載をまとめて単行本にしちゃったものが今のところ3冊出てるのですが、その最新作がこちら。1〜2作目は後掲。というか最新作が2003年刊ってのもどうなのかなぁとは思うのですが、続編は出るのかなぁ…
  2. 内容としては、大久保デザイン事務所の愉快な面々のはちゃめちゃな日常を描きつつ、DTP(DeskTop Publishing)の基本・応用を楽しく学べる一冊となってます。会話文で話が進んでいくっていうのはわかりやすくてイイよね! かわいらしいイラストも随所にちりばめられています。
  3. 2003年刊ということもあり、OSとかソフトウェアとかの話についてはどうしても歴史を感じずにはいられない部分もありますが、校正や編集や印刷のイロハなど、たとえ時代が移り変わろうともぜひおさえておくべき知識・心得についても書かれてますので、ぜひ1作目から続けて読みたい作品です。
  4. 「保存版3大付録」と題して「紙見本」「色見本」「書体見本」が収録されており、なんとページごとに違った色・厚さ・紙質の紙を使って装丁されています。これにはびびった。具体的にいうと、33〜48ページには「ハミング/米坪72.3(北越製紙)」っていう紙が、113〜128ページには「オペラクリームウルトラ/米坪70(日本製紙)」っていう紙が使われてるっていう寸法です。こんな本他にはそうそうないだろうな…。で、奇数ページ(右側ページ)の右上部分には色見本(「C60 M30 Y60」とかそういうやつ)が、右下部分には書体見本(明朝とかヒラギノとか)がついてます。その発想はなかったわ。超実践的とかいってるだけのことはあります。


ネガコメ】(ネガティヴなコメント)

  1. 上でもさんざん書いてるとおり、少々内容が古いのがネックですが、それは逆に、DTP業界の変遷をたどることができるということでもあります。DTPといえばMacっていう時代もありましたよねー。みたいな。
  2. ぜひ続編出てほしいっす…


【関連資格】

  1. DTP検定
  2. DTPエキスパート認証試験

[参考]



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